【はじめに】
カードを集め始めると、「どうやって保管すべきなのか」が気になりますよね。
カードはとても湿気・乾燥・紫外線に弱く繊細です。何もしないで保管していると、あっという間にカードが反ったり、色あせてしまったりしてしまいます。また、カードを保護しないで保管していると傷・折れ・欠けが生じる危険性もあります。
当然、このように反ったり傷があるカードは、綺麗に保管されているカードと比べて価値が低くなってしまいます。
せっかく投資用・コレクション用にカードを購入したのに、カードの価値が下がってしまっては、元も子もないですよね。
そこで今回は、カードの保管についてご紹介したいと思います!
【スリーブの種類】
基本的なカード保管方法として、スリーブ保管があります。
スリーブはカードを保護する目的で作られたカバーのことで、大別すると「ソフトスリーブ」、「ハードスリーブ」、「プロテクトスリーブ」の3種類があります。
(参考画像:左から「ソフトスリーブ」、「ハードスリーブ」、「プロテクトスリーブ」)
ソフトスリーブ1枚でも、スリーブをしない場合と比較すると効果は全く違いますが、個人的にはソフトスリーブとハードスリーブで2重にした上で、プロテクトスリーブを使うことをオススメします!!
理由としては、日本の気候は梅雨時期と冬期で湿度の変化が大きく、カードに与える影響は想像以上に大きいからです。
長期投資として数年間保管することを前提とした場合、ソフトスリーブ1枚では湿気や乾燥に耐えられない可能性があります。また、ソフトスリーブやハードスリーブには紫外線対策としてUVカットされていないものも多くある為、プロテクトスリーブを使用して、紫外線対策も含めた万全の保管状態を保ちましょう!
また、保管場所は暗所での保管をオススメします!!
では、実際にカードをスリーブに入れたいと思います。
【実演】
≪①ソフトスリーブへカードを入れる≫
まず、ソフトスリーブを用意します。
使用するソフトスリーブのサイズは、「64㎜×89㎜」のもので、マジック:ザ・ギャザリング(MTG)やポケモンカード等のサイズにピッタリと入るものです。
また、今回のカードは「MTG 精神の願望 日本画 FOIL(セットブースター産)」を使用しています。
(参考画像)
ソフトスリーブへ入れる際は、カードの上部からソフトスリーブへ入れるところがポイントです!
≪②ハードスリーブへカードを入れる≫
次に、ハードスリーブを用意します。
使用するハードスリーブのサイズは、「66㎜×91.5㎜」のもので、ソフトスリーブに入れたカードがきっちりと納まるサイズです!
(参考画像)
ハードスリーブへ入れる際は、カードの下部からハードスリーブへ入れるのがポイントです!
これでソフトスリーブとハードスリーブでしっかりとカードがカバーできました!
≪③プロテクトスリーブに入れる≫
最後に、プロテクトスリーブを用意します。
使用するプロテクトスリーブのサイズは、収納可能なスリーブサイズが「66㎜×92㎜」のものを使用しています!
ハードスリーブのサイズが大きすぎるとプロテクトスリーブに入れることが出来なくなってしまいますので、購入される際は各スリーブのサイズをしっかり確認してください。
(参考画像)
プロテクトスリーブに入れる際は、四つ角が折れないようにプロテクトスリーブの中心にカードを置いて閉じ込むように注意してください。
これで、カードをしっかりと保管することが出来ました!!
初めは大変かもしれませんが、慣れると時間もかからないで出来るようになります。使い始めたばかりの方は、ノーマルカードで少し練習してから、高額なカードの保管をするのも良いかもしれません。
【まとめ】
今回はカードのスリーブ保管について、ご紹介させて頂きました。
カードの状態で価値は大きく変化してしまいますので、各スリーブで大切に保管しましょう!!
注意点としては、スリーブもカードと同様に様々な種類とサイズがあります。
遊戯王とMTG、ポケモンカードでは使用するスリーブサイズも大きく変わりますので、ご自身のコレクションや投資しているカードのサイズとスリーブサイズをしっかり確認してから購入するようにして下さい!!